至らないと思っていたのがパワハラだった

念願の印刷会社にお勤めした時に出会った女性。

自分が至らないと思っていたけどパワハラだった件。

訓練校に入って民間のphotoshopとIllustratorの上位の資格を

取得して、パートとして勤務するしていた時の事。

会社は昔からの老舗で規模も店舗が県外に何個かある位の所でした。

いる部署も人数は校正とオペレーター含めて３０人位いたと思う。

フレックスでの仕事だったので教えてくれる人がいない時は

製本のヘルプに行ったりしていた。

ヘルプに行く時はお仕事が片付いている同じパートの先輩が

行っている事もあるのだけれど、

その女性は最初からすごく慣れ慣れしかった。

パートだと生活出来ないんじゃないか

初めて会話した時に出てきた言葉がそれだ。

私にも正当な理由があるし、それを言ったら納得したようだが、

オペレーターの仕事を聞きに行った時は、

早口で全部しゃべり、メモするより見てと言われて覚えられず、

度々嫌な事を言ってくるが良い所もあると思い我慢していた。

唯一いいのはお酒の席か同じ部署の人が他にもいる時だった。

彼らが見ていない時が私へパワハラする絶好の機会なのだろう。

自分も始めての分野だし、至らないからしょうがないと思っていたが、

だんだん仕事に行く時に不安定になり、

彼女と一緒の仕事になると動悸がし、

仕舞いには仕事前に涙が止まらなくなってしまった。

これはまずいと思い急遽仕事を休んで精神科に駆け込み、

先生から軽めの安定剤をもらってなんとか続けていたが、

薬ばかりに頼るのはよくないと思い、

飲む日と飲まない日を作ったりしていた。

そんなある日、製本の手伝いにいった時梱包のやり方が

あなただけ違うと言われ、やり直している時に

ちょっと貸してと言われて体当たりである。

何度か以前にも軽めのを受けていたが

強めのが来たのでもうここにはいられないと思い、

家庭の事情として退社した。

メインでついて教えてくれていたオペレーターの人にとても

良くしてもらっていたのに本当に申し訳ない気持ちでいっぱいで、

これを自分の手職としたいと思っていただけに

退社後は精神的解放感はあったが後悔の念がすごくあった。

良くしてくれた方々が後日お食事会を開いてくれたりして、

良くなったら戻っておいでとも言われたけれど、

彼女がいる限りは無理だと思う。

そして彼女にはその報いがいつか訪れる事だろう。

退職してから原因はなくなったと思い、

精神科にいって適応障害という診断書を

書いてもらって雇用保険を受給したが、

その期間も気分の沈みが消えなくて、

仕事をしようと思うと怖くて前に進めず、

雇用保険の給付も全て受け取った後、

心に関する無料相談へ電話したところ、

話している内に嗚咽する程に泣いてしまい、

とてもみっともなかったけれど、

相談員の方が典型的なパワハラと言ってくれて

そこで始めてパワハラだったんだと気づいた。

頑張りすぎて真面目すぎるから今はお仕事しないで

ゆっくりした方がいいよとも言われた。

精神科の先生と少しズレを感じていた事を話したら、

無理して行かなくていいけど行きたくなったら行っていいよと

言ってくれた。優しく聞いてくれたから少し気分が晴れた。

その時に話した中でビックリしたのは、

自分の進みたい道を閉ざされたと言っていた事だ。

今までそう思っていなかったけれど

相手に対してそう思っていたのだと気づいた。

親にはそこまで話していないのでただのんびりしていると

思われているかもしれないけれど、

春までには治して少しの時間でもいいから仕事ができるように

なりたいと思っている。

今まさにパワハラにあっている方がいたら声を大にして言いたい。

体は一つ。心が病んでしまったら再起はとても長いです。

見えないだけに周りにもわかってもらえない。

他人の為に自分を犠牲にしないでください。

職場はどこでもあります。

貴方を必要とする場所で幸せになりましょう。

私もその為に生きていきたい。

また、今誰かにパワハラしている方。相手の将来を奪う行為です。

どんな人にも将来はあります。

前途ある人に対してそういう態度を取らないでください。

誰にも頼らず生きて行くなら結構。

そう思わないなら誰にも頼らず一人で生きてください。

そして一人で寂しくいなくなってください。

皆が思いやりを持って生きていける世界になりますように。

私が相談した所です。

私みたいに誰にも相談できずに

苦しんでいる方がいたら是非。